みなさん
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
RN:箸くんの側にはいつもラーメンことはしくん先生です。
2023年もどうぞよろしくお願い致します。
長らく更新していなかった僕のブログですが、この冬休みに合わせて更新をしてみました。
ここまで更新できなかったのは、正直体調面と言うよりも1番は心に余裕がなかったことが大きな理由です。
日々の読書活動や、図解、ブログ、音声配信。これまで積み上げてきたものがこの2学期の期間に全てできなくなってしまいました。
悔しさが積もるのと共に疲れも積もり、考えるのをやめたのが正直なところです。
今日はこのブログを綴りながら僕の2学期についてを振り返っていき、何年後かの自分がこのブログを読んだときに少しでも勇気がでるように、自分と同じように悩んでいる若手の先生方に少しでも一人じゃないことを知ってもらい、みんなで支え合えるように自分の思いをここに残します。
1.隣のクラスとの比較
初任者や若手の先生で多いのが隣のクラスと比較をしてしまうことだと思っています。これに関しては、今までの3年間は特に意識していなかったのですが、今年度は知らない間に隣のクラスを意識してしまっていました。(今も意識は残っています。)
では、なぜこのような状態になってしまうのかをじっくりと考えてみました。
理由は明確で、隣の先生の進め方や方法に合わせてしまうからです。
私の場合、初めての高学年(6年生)ということもあり、高学年の経験が豊富な隣の先生のやり方を真似しようとする、合わせようとしたのが大きな原因だったように感じています。
その先生は、非常に力もある女性の先生で、高学年の心を掴むのがとても上手です。分掌も特別活動主任ということもあり、委員会や縦割り活動に非常に力を入れて指導をされています。
しかし、授業の考え方にはとても特徴的で良くも悪くもはっきりとしている先生です。
自分にとって初めての高学年と言うことで、臆病になり隣の先生のやり方に合わせていこうと思い、後手後手になりながらやってしまっていたなと感じています。
周囲からは特にクラスについては、落ち着いているという評価を頂けています。確かに外から見る分にはそんな大きな荒れが見えてはいないので、そういう評価なのかもしれませんが、内部を見ている自分は、、、、。です。
今は無理をせず、できる限りのことをやりながら子どもたちと向き合っていこうとは思っています。
みなさんも隣のクラスとの比較は何のいい事もありません。まずは、自分のクラスの実態を把握し、自分なりに子どもたちと向き合って子どもたちとクラスづくりをしていきましょう。
2.子ども達に「素」を出せていない
これまでの3年間自分は3年生以下の担任をしていました。
そこでは、意識せずとも「素」を出すことができていました。むしろ、いつもよりも過剰に驚くや過剰にふるまうなどを意識していたくらいです。
元々声も大きく、笑うことが好きな自分はクラスの中でも1番笑うことを大切にしてきました。低学年の子たちはとても素直な子供が多く、僕がニコニコしていたら一緒に笑ってくれていました。
そして、指導をしないといけないことについても、難しい言葉で説明をしても入らない児童も多かった分、声のトーンを変えたり、子供の気持ちを話させて整理し、繰り返し個人と集団を往還しながら指導を行っていました。
高学年になり、自分がどのような立ち回りをしていけばよいかをずっと悩んでいる間に指導の仕方や声の掛け方がわからなくなっていました。
そうなると1度の指示で動けないことや同じ問題が起きただけで自己嫌悪に陥ってしまい、自分で自分を苦しめてしまうことが多かったように感じています。
2学期を終えて改めて感じていることは、結局成長段階が違えど、指導の基本、
根幹となる所は同じであろうということです。
怒鳴る指導は必要ないと思いますし、適切でないと思っています。しかし、他の子どもの安全が保障できない場面や出さざるを得ない場面が教育現場には多発すると思います。勿論、該当しない学校やクラスもあるとは思いますが。
そんな時に躊躇はしていられませんし、低学年の時と同じで、子供と同じ視点に立ち、話をある程度聞いていく事が結局は大切であることに変わりはないと思います。
我々の仕事は、子供達の安全を保障し、学習権を持っている子供たちに必要な教育を提供することだと思っています。
自分自身で大切であると思っていることは忘れずに愚直にそこに向けて教育を展開していく事が必要だと再認識させられた次第です。
3.見通しがもてていない
上でも書いていた通り、今年度は昨年度までと違い初めての高学年ということもあり、授業や行事、6年生ならではの活動など多種多様な動きについていくのでやっとでした。
学年会というものが各学校では勤務時間に設定されていると思いますが、所属校はすべての学年が2学級の為、学年会と言う名のものはあってないに等しい現状です。
4月の最初は、学年の走り出しなので何度かありましたが現在2学期を終了した段階で何回やったかなと言う印象です。
別にそこは書く先生方の考え次第だと思いますが、とにかく若手の先生に伝えたいことは、分からないことは先にリストアップするなりしてとことん先輩の先生に聞きましょうということです。
おすすめは、4月の最初に教育計画を1年分印刷し、行事や流れなどを軽く抑えたうえで2か月分の動きを把握しておくことです。
これをしておくことで、先々の予定についてを少しでも知っておくことができます。多くの事を聞きすぎるのは隣の先生方にも負荷がかかりますので、近い物から順に小分けにして聞くのもありかもしれません。(隣の先生も1人欠員が出る方が痛いのですべて話してくれると思いますが、、、笑)
わからないことはすぐに聞く!
これをするだけで明日の自分、1週間後の自分を助けてくれるはずです。自分も最初躊躇っている部分もありましたが、今はできるだけ早い段階で聞くようにしています。そのおかげで少し気持ちはマシになりました。聞いた上で、自分のやり方、考え方がしっくりこなければ隣のクラスのやり方をそこで真似してみるのもありかもしれません。最初からまるっきり真似をすると私のように苦しむことになるかもしれません。
4.完璧をもとめない
本来自分は、ある程度できていればOKとする人でした。
しかし、今年に関しては6年生と言うこともありある程度では済まされないと言い聞かせてしまっている部分がありました。案の定自分自身の心の余裕を奪い、苦しめる結果となりました。
授業者は自分であっても受けるのは児童30~40人な訳です。
人によって考え方が異なる部分もあるので、大きなことを言いはしませんが、まずは最低限の「知識・技能」の獲得を目指し、そこから活用をする中で取捨選択などをする。ここが「思考・判断・表現」になる訳です。更に、自身の学習の中で新たな問いを立てたり、学習の自己調整を図っていくことが「学びに向かう力」に繋がっていきます。
全てを完璧に実行するのは難しいです。ましてや若手教員である我々には初めてのことも非常に多いです。その中で、授業も学級経営も行事も分掌も、、、、。なんてできる人は初めから教師の仕事ではなく、違う仕事に就いているのではないかと思います。(個人的見解です。)
だからこそ、抜けるところは抜く、力を入れるところは入れる。
と言ったメリハリを自分の中でつけていくことも1年間働く中で非常に大切なスキルだと思います。
自分が好きで選んだ仕事を自分で追い込んでやめるのはもったいないです。他の理由で退職するなら納得いきますが、自分で追い込んでやめるのは、あまりにも辛いと思います。
この1年間、自分が自分を大切にできていなかったと本当に痛感しています。
自分たちが選んだ仕事を楽しくするには自分の意識改革が必須です。
5.おわりに
これらの他にも書き出すと正直止まらないです。これを読んでくださっている先生方もきっとそうだと思います。
そんな中で自分が伝えたいこと、
それは、
困った時は、悩みも愚痴もがき出して、色んな人を頼ること!!!
これに尽きると思っています。
人間の悩みの約9割は、人間関係です。
特に我々の仕事は、同僚だけでなく、子供達を相手に仕事をします。わからないことや思いがけない事のオンパレードです。
大学を卒業し、4月になったらプロの教育者として教壇にたたされるわけです。そんな中で、ストレスなく過ごすことはほぼほぼ不可能に近いと思います。
しかし、その背景をたどれば、同じ環境で悩む同期や同僚の先生がいます。家に帰れば家族、恋人、友人がいるかもしれません。
自分が困っていることは、正直に自分の近くにいる人に相談をしてみましょう。きっと何かしらの力にはなってくれます。
もし、そんな人が近くにいないという人がいれば、僕のところに来てください。
対した話もできません。しかし、聞くことはできます。あなたの悩みに共感することはできるかもしれません。
今年、悩んだ自分だからこそできることはあると思っています。
無理をせずに、生きていきましょうね!(大げさ?笑)
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